一席の知事賞に輝いた宮崎浩さんと、作品「昔の名前ででています」=佐賀市の県立博物館

さまざまな個性が色濃く反映された作品が並ぶ=佐賀市の県立博物館

 第17回佐賀県障害者文化芸術作品展が9日、佐賀市の県立博物館で始まった。絵画や手芸など6部門に394点の出品があり、最高賞の知事賞には、宮崎浩さん(57)=神埼市=の組写真「昔の名前ででています」が選ばれた。ビーズでバルーンの夜間係留を描いた工芸作品など、個性が色濃く反映された作品が見る人を引きつけている。17日まで。

 知事賞の宮崎さんの作品は、赤れんがで作られた煙突をさまざまな角度からフィルムカメラで捉えた5枚の組写真。「形態の違った対象物を、独自の視点で撮った」と評価された。

 宮崎さんは「れんがの建物が好きで、ポケットにカメラを入れて自転車で回った。取り壊され、なくなっていくものを残したかった」と振り返り、「最高賞なんて初めてでびっくりしている」と目を細めた。

 次席のイオン・佐賀大和店賞には武雄市の青木正実さんの絵画「湖水」が選ばれた。開場時間は午前9時半から午後6時で月曜休館。問い合わせは佐賀県障害者社会参加推進センター、電話0952(29)1226。

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