テロ対策訓練で、力ずくで犯人を取り押さえる神埼署と鳥栖署の署員たち=吉野ケ里歴史公園

 吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)で毎年冬に開かれているイベント「吉野ケ里光の響」を前に、神埼署などが8日夕、テロ対策訓練を実施した。同署や鳥栖署、同公園のスタッフなど約60人が参加し、緊迫した雰囲気の中でイベントの安全開催に向けて連携を確認した。

 同公園の夜間開園イベントは9日から始まっており、24日までの毎週土、日曜日に開催。昨今のテロ情勢を考えていく上で、同公園でもテロ事案が発生する恐れがあるとして、神埼署が今年初めて実施した。

 この日は二つの想定で訓練を実施した。刃物テロ対処は、同園でナイフを持った男が観光客を刺した想定。公園スタッフや警察官が入園客を避難誘導し、さすまたや盾を使って犯人を取り押さえた。また、県警警備部機動隊の爆発物処理班が不審物の処理などを行う爆破テロ対処もあった。

 神埼署の幸所正浩警備課長は「連携の手順などが分かったと思う。これで終わりではなく、訓練を継続して対処能力の向上に努めてもらいたい」と呼び掛けた。

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