伊万里松浦病院の移転が確実になり、今後の対応を協議した伊万里市議会=市議会

 伊万里松浦病院(伊万里市山代町)の長崎県松浦市への移転問題で、塚部芳和伊万里市長は8日、移転が確実になった状況を市議会に報告した。病院を運営する独立行政法人地域医療機能推進機構(東京)に対し、診療所機能の存続などの要望を年明けにも伝える予定で、議会としての意見の集約を求めた。

 市議会全員協議会の質疑では、議員から「診療所とともに健康診断の機能も残すよう求めてほしい」「診療所の存続を求めた場合、市側に費用負担を求められるのではないか」などの意見が出た。

 健診機能の存続について塚部市長は「7日に機構側と会談した際には難しいという発言だった」と厳しい見通しを示した。費用負担に関しては「そもそも診療所の存続は機構が言い出したことだが、負担を求められることにならないよう慎重に臨みたい」と述べた。

 閉会後、前田久年議長は「病院がある地元住民の声を踏まえた上で、議会の意見をまとめたい」と話した。

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