全国大会で活躍した逮捕術と拳銃射撃の佐賀県警チーム=佐賀市の県警本部

逮捕術の練習をする警察官=佐賀市の県警本部道場

 11月17日に東京都江東区の警視庁術科センターで開かれた「全国警察逮捕術大会」で佐賀県警が優勝した。同会場で行われた「拳銃射撃競技大会」でも準優勝し、県勢が躍進を見せた。

 佐賀県警は逮捕術、拳銃射撃ともに、21チームが参加した第三部に出場。逮捕術での優勝は17年ぶり7回目で、拳銃射撃競技は2年ぶりの入賞だった。

 逮捕術は、警察官が最低限の打撃で、犯人を逮捕、制圧するための技術。大会には1チームから5人が出場し、武器を持たずに戦う徒手同士や短刀と警棒での対戦など、先鋒から大将まで、さまざまな状況を想定し競い合う。

 7月に行われた逮捕術の九州大会で、佐賀県警は全敗を喫した。選手たちは悔しさを胸に、約2か月間、チーム力の向上に力を入れた。チーム内で密にコミュニケーションを取り、OBと練習を重ねるなど経験も積んだ。

 主将を務める野中義仁警部補(32)は「練習で積み上げてきたものを出せた」と笑顔。逮捕術は職務に直結するとし、「技術を被疑者逮捕などに生かし、地域の安全を守っていきたい」と語った。

 拳銃射撃競技は、入賞を逃した前回大会の雪辱を果たし、見事準優勝。チーム一丸となって技術の向上に取り組んだ成果が表れ、監督兼選手の福島大介警部補は(36)「個人の技術がさらに向上すれば、自然と結果が付いてくる」と来年を見据えた。

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