実際の屋台を使い売り子を体験する参加者=唐津市の呼子公民館

出展者と客との会話も朝市の魅力の一つ=唐津市呼子町の朝市通り(今年6月)

 出店者が減少する佐賀県唐津市の「呼子朝市」で、市と朝市組合が対策として取り組む「朝市学校!」の初回が7日、同市呼子町の公民館であった。県内外から参加した出店希望者5組7人が、朝市のルールや接客方法などを学んだ。

 朝市の出店者は右肩下がりで、現在は82人とピーク時の半分以下にまで減る。学校では出店に必要な事務手続きを説明、無料の貸し出し屋台で模擬出店も行うなどして出店者増を目指す。

 この日は、朝市歴27年で同組合副会長の原美智代さん(62)が講師を務めた。「見た目で判断せず、お客一人一人に呼び掛けることが大事」と話し、「興味ないように見える客も、声を掛けるとたくさん買ってくれることがある」と経験談を語った。

 市職員を客役にした実演ではイカの一夜干しを勧め、「生ものだから今日食べて。持って帰るなら今日帰らないかん」と売り込んでみせた。

 和歌山県から同町に移住し、焼き物作品を売る予定の谷上ひかるさん(24)は「地元の朝市に対する熱い思いに触れられた。商品に対する反応が直接得られるのが魅力」と話した。

 出店希望者は1月31日まで募集し、現在6組が応募している。学校も順次開く。問い合わせは呼子市民センター、電話0955(53)7165。

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