報道陣の質問に答える独立行政法人地域医療機能推進機構の宇口比呂志理事=伊万里市役所

 伊万里市山代町の伊万里松浦病院を運営する独立行政法人地域医療機能推進機構(東京)は7日、塚部芳和市長に対し、長崎県松浦市への移転を前提に伊万里市側と協議を進めたい考えを正式に伝えた。塚部市長は了承し、移転後の現在地に少なくとも診療所機能を残すよう求めた。

 長崎県の医療審議会が6日に移転を承認し、移転が事実上確定したことを受け、機構の宇口比呂志理事が伊万里市役所を訪れた。

 会談は非公開で行われ、宇口氏が移転が確実になった経緯を報告し、2020年7~10月の新病院開設に向け、伊万里市側とは移転後の対応を協議したいと話したという。

 これに対し、塚部市長は「地域に70年あった病院が移転すれば、住民も大変困ることになる。移転後も最低でもサテライトの診療所を残してほしい」と述べた上で、今後、市議会や地元区長会の意見を集約し、あらためて機構側に要望すると返答した。

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