佐賀大のダンスサークルのメンバーや高校生も参加した=佐賀市の東与賀干潟公園

新郎新婦に扮するのは佐賀大ダンスサークルのメンバーたち=佐賀市の東与賀干潟公園

イカが回ったり、ろくろを回したり佐賀っぽさが満載だ=佐賀市の東与賀干潟公園

 佐賀市柳町の写真館・ハレノヒが中心となって制作した佐賀県のPR動画が今月中旬、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開される。映画「ラ・ラ・ランド」のパロディーで、その名も「SAGALAND(サガランド)」。“本物”さながらのミュージカル風動画に仕上がっている。

 11月、干潟よか公園(佐賀市東与賀町)で冷たい潮風に震えながら出番を待つ人たち。「本番いきまーす」と声が響き、撮影現場は緊張感で引き締まる。動画制作を発案したハレノヒの笠原徹さん(41)は、「佐賀の名所へのこだわりはなく、楽しんでる人や雰囲気を伝えたかった」と話す。スタッフを含めると約70人が参加し、大規模な撮影となった。

 PR動画は、今年2月のアカデミー賞で6部門を制したミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」のオープニングの名場面をパロディーに。“本物”と同様、カットや編集をしない長回しを使い、臨場感を演出している。

 動画のために作曲した「Another day of Saga」をバックに、新郎・新婦役やダンサーたちが踊る。呼子のイカが回ったり、謎の職人がろくろを回したりと細かい所にも佐賀っぽさがちりばめられている。

 映画監督の伊野瀬優さんが脚本・監督を務めた。出演したのは、ハレノヒのスタッフの知人や「面白そう」と集まってくれた大学生や高校生たち50人だ。資金は自費と、インターネットを通じて集める「クラウドファンディング」で募った。

 笠原さんは「本物を超えたかもと思えるほど、出演者の完成度が高かった。出演者や見た人が、田舎で自主制作だってできんじゃんと思ってもらえたら」と期待を寄せる。

このエントリーをはてなブックマークに追加