唐津市議会の玄海原子力発電所対策特別委員会(三浦重徳委員長・14人)は9日、委員会報告書をまとめた。原発事故時の避難計画の充実や、再稼働に向けた地元同意に唐津市の意向を反映させることなどを求める意見を付けている。定例議会最終日の22日、田中秀和議長宛てに提出する。

 報告書は、唐津市の避難計画について現状の問題点や課題を明らかにし、地域の実情に即したより具体化した実効性のあるものとすることを求めた。玄海3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に向けた地元同意手続きでは、佐賀県が再稼働の判断について国から意見を求められた際には説明会を開催することと、再稼働の最終判断をする際には唐津市民の意見を十分考慮することの2点を県に申し入れるよう要請している。

 委員会は、玄海原発に関するさまざまな問題に対し、隣接自治体として市民の安全安心の確保につなげようと設置。昨年3月から計11回の委員会を開いた。

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