佐賀市議会の一般質問の前半は、1日と4~6日の4日間で議員16人が登壇した。支所庁舎の改修や埋蔵文化財センターの建設地などの質問が出た。

 【支所庁舎の改修】市内7支所の多くが、建設から30年以上経過していて老朽化が進んでいる。このうち、耐震機能を備えていない久保田支所、諸富支所、川副支所の3支所を優先的に再整備する方針を示した。

 久保田支所は移転して建て替える方針で、2019年度から工事予定。諸富支所は3~4年の間に移転、建て替えを検討している。川副支所も4~5年の間に、庁舎の現地建て替えを検討している。

 今後の支所の在り方につて秀島敏行市長は「災害が発生した際、職員の経験に基づいた災害対応などを考えると、当分は今の体制で行かざるを得ない」と述べた。

 【ドライブレコーダー】ドライブレコーダーの設置状況について質問があった。ドライブレコーダーは、市職員などが利用する公用車48台と市営バス69台全ての車両に搭載している。

 県バス・タクシー協会によると2016年12月時点で、ドライブレコーダーの搭載率は、県内の乗り合いバスで87%、県内のタクシーは57%だった。眞崎武浩市民生活部長は「費用負担などで、個人車両での搭載は進んでいない」としながらも、「普及は安全対策の一つ」と前向きな姿勢を見せ、市や県警、バスタクシー協会などで構成する市交通対策協議会で、ドライブレコーダーの普及に向け検討していく考えを示した。

 【埋蔵文化財センター】国史跡の湿地性貝塚「東名遺跡」の遺物などを管理・保全する埋蔵文化財センターの建設地について、江副元喜社会教育部長は「市北部地域で検討している」と説明した。埋蔵文化財センターは、市内の埋蔵文化財を対象とした拠点施設として位置づけていることから、江副社会教育部長は「設置場所は、各遺跡への誘導のしやすさ、来館者の利便性、既存施設の有効活用などを視野に、市北部地域で最適な場所を検討している」と答弁した。

 また、埋蔵文化財センターの候補地として検討していた国史跡「肥前国庁跡」(大和町)の活用について、国庁跡周辺には関連する役所や役人の館跡などが国府跡として、国史跡登録の可能性があるため、国庁跡周辺の建設は避けたいとの考えを示した。

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