陳謝した後、言葉を詰まらせながら教職員の不祥事撲滅に向けた今後の取り組みを語る白水敏光教育長=佐賀県議会議場

 11月定例佐賀県議会は6日、一般質問最終日の質疑を行った。佐賀県内の公立小学校に再任用された60代男性教諭が11月20日、女子児童6人にわいせつ行為をして懲戒免職処分になったことに関し、白水敏光教育長は「深くお詫び申し上げます」と陳謝し、不祥事を起こさない風土づくりに粘り強く取り組む決意を示した。

 宮原真一議員(自民)はわいせつ行為に対し「重大な犯罪であり断固許されない」と批判した。白水教育長は、周囲の子どもたちや保護者に対し、学校職員やスクールカウンセラーが連携して不安解消に努めていると説明し、「信頼と期待を踏みにじる重大な信頼失墜行為であり、痛恨の極み」と述べた。

 原因について「教師自らが不祥事を発生させないという風土が、組織的に醸成されていなかった」と分析した。再発防止に向け「職場で、しっかりとした望ましい教師集団をつくることが大事。職員にも生徒にも、ちょっとした声掛けが率直に行えることが、不祥事の芽を摘むことになる」と強調し、声を詰まらせた。

 この日は指山清範、藤木卓一郎、八谷克幸(いずれも自民)、青木一功(壮三会)の各議員が、がん対策などを質問した。

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