三養基郡上峰町議会(寺崎太彦議長、定数10)は、財政難のため2007年度から支給を停止していた議員の費用弁償を10年ぶりに再開させる。町財政が一定改善したと判断した。議員提案の条例改正案を9日開会の定例議会に提出、16日の最終日に可決する。17年度から議会出席1日当たり1人2千円を支給する。

 費用弁償は、議員が本会議や委員会に出席する度に交通費などの名目で支給される。

 上峰町議会は、定例会と臨時会、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会、議会広報編集委員会と全員協議会を対象にしている。03年度(定数12)の支給額は計98万8千円。町の財政難から04年度に半額、07年度から中断していた。議会広報編集委員会(5人)だけは拘束時間が長いとして、09年度から1日1千円を支給していた。

 提案書では、「町の財政状況は一定改善されている。費用弁償は元に戻す必要があると判断し改正する」としている。支給再開に伴う予算は今後、議会事務局で算出する。議員報酬は月額24万6千円。

 9月から議員間で協議し、10月の全員協議会で12月に条例改正案を提出することを決めたという。「各団体への補助金も再開されている」「議員のなり手不足解消にもつながる」などの意見が出ていた。

 県町村議会議長会によると、県内10町のうち玄海(1日3500円)、みやき(同1800円)、白石(同1600円)江北(同900円)の4町議会が本会議出席に伴う費用弁償を支給している。

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