佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を巡り、山口祥義知事が公害防止協定の認識について佐賀市の秀島敏行市長と協議したいとの考えを示したことに対し、秀島市長は5日、「知事と話すことはやぶさかではない」と述べ、会談に応じる意向を明らかにした。配備計画で、公害防止協定について両者が意見交換するのは初めてとなる。

 佐賀新聞社の取材に対して、秀島市長は「知事とはこれまで踏み込んだ話をしたことがない。(協定の整理が必要という)私の議会答弁の意味を知りたいのだろう」と山口知事の意図を推察した。

 受け入れの諾否判断の議論に対して「安全性や騒音などの議論が先に行っている」と所感を述べた上で、「空港建設時に、地域の皆さんの思いが協定覚書付属資料という形で集約されている。『自衛隊と共用する考えは持っていない』という県の立場をどうするのか、きちんとしなければならない」と語った。

 会談時期は「私としては議会閉会後が望ましい」と述べるにとどめた。市議会は19日に閉会する。

 山口知事は4日の県議会一般質問で、秀島市長と協議したいとの考えを示した。秀島市長は空港建設時に県と県有明海漁協が交わした協定の立会人の立場で、「議論の前に協定の整理が必要」と繰り返し強調している。

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