食用油・小麦粉製造の理研農産化工(本店・佐賀市、鵜池直之社長)が発表した2017年9月の中間連結決算は、純損益が8300万円の赤字だった。主力の食用油の原料となる菜種の仕入れ価格が上昇する一方、製品価格への転嫁が進まず、収益が悪化した。

 純損益の赤字は2期ぶり。前期は2億6800万円の黒字だった。売上高は前期比1・7%減の115億8100万円、経常損益は4億500万円の黒字から8300万円の赤字となった。同社は「生産ラインの効率化などで経費を削減してきたが、価格競争が激しく、販売価格の是正が進まなかった」としている。

 部門別では製油、製粉ともに減収となり、小麦粉は家庭用のミックス粉が堅調だったが、業務用が伸び悩んだ。

 通期予想は、売上高を当初より30億円少ない240億円に下方修正。経常損益、純損益については「精査中」として公表を見送った。

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