家督屋が提供する祐徳稲荷御膳。クチゾコの唐揚げやノリを使ったいなりずし、だご汁に小鉢2つがついて1080円。

 8日に行われる祐徳稲荷神社のお火たき神事に合わせ、祐徳門前の商店街は地元食材をふんだんに使った名物料理の発売を始める。いなりずしをメインに据えたメニューで統一し「鹿島祐徳御膳」と打ち出した。年間300万人が訪れる観光客に向け鹿島の「食」をアピールしていく。

 

 神社の創建330周年の機会をとらえ市産業支援課が立案。商店街と協力しメニューや価格設定を協議してきた。1080円の均一料金のもとで、各店舗が「いなりずし」とおかず、小鉢二つ、お吸い物で計5品を提供する。それぞれの店が個性を出せるように枠組みを作り込んだ。

 提供店の一つ、割烹料理店「家督屋」は有明海の食材がぎっしり詰まった御膳を提供する=写真。のりのつくだ煮を酢飯に混ぜ込んだいなりずし、クチゾコの唐揚げ、干したワラスボの南蛮漬けに加え、体を温めるだご汁、自家製のごま豆腐を添えた。3カ月かけて形にした店主の中村直昭さん(67)は「御膳を目指して商店街に来てもらえるように頑張りたい」と話す。

 5店舗からスタートし、8日に登録証とのぼりが交付される。基本は昼食時の提供だが、「団体利用や夕食時は問い合わせをしてほしい」という。

 

 問い合わせ・予約は各提供店へ(市外局番0954)。

 

▽家督屋(62)3675

▽三都屋(62)2626

▽寿し政(62)5617

▽若松屋(63)3668

▽立花屋(63)5381

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