卒業生らの作品に見入る来場者=佐賀市文化会館

 佐賀北高校芸術科・コースの創立30周年を記念した美術・書道展が3日、佐賀市文化会館で始まった。芸術家として活躍する卒業生や教員、在学生らの書や洋画など150点が並ぶ。6日まで。

 二期生だった池田学さんはデッサン画「造花」を出品。花びらの陰影が繊細で、立体的なバラが魅力的だ。七期生の宮崎健介さんの洋画は、ウクライナの壁画制作風景をカラフルに描いた。五期生の大串亮平さんの日本画は、スズメを見つめる猫が愛らしい。ほかにも、木彫りの仏像や、ガラスなど多彩な作品を見ることができる。

 芸術科3年の樋渡奈々さん(18)は「学校で習う基礎を忠実に守った上で、さらにハイクオリティーな作品ばかり。続けることが深みを出している」と、ゆっくりと見て回っていた。

 芸術科の甲斐真二主任は「国内外で活躍する卒業生もいる。先輩の作品は財産。じっくり見ていってほしい」と来場を呼び掛ける。

 同校は1988年度に芸術コースを設置。2015年度から芸術科となった。今までに約1200人が卒業している。

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