にぎやかな太鼓の演奏に踊り手も加わり、ステージを盛り上げた=佐賀市三瀬村のどんぐり村

 県内7カ所の障害者就労支援施設の利用者たちが2日、佐賀市三瀬村のどんぐり村で「第1回ふれあい芸術祭」を開いた。日頃取り組んでいるレクリエーション活動や、この日に向けて完成させた絵画を披露。にぎやかなダンスや太鼓などの舞台発表では、客席の家族や市民が手拍子で出演者を後押しした。

 仕事だけでなく、文化活動を通して心の豊かさをはぐくもうと、県授産施設協議会(佐藤秀幸会長)が初めて企画した。より多くの人に施設や障害への理解を深めてもらうため、各施設で手掛けたパンや菓子、手芸品なども販売した。

 赤いTシャツでそろえた鳥栖市のコスモス夢工房の利用者たちは、おなじみのクリスマスソングを太鼓で演奏した。踊り手も混じってステージに彩りを加え、客席からは「最高」と声が上がった。

 会場の一角では、3施設の利用者が描いた絵画を展示した。このうちスプリングひびき(佐賀市)の利用者は「明るい世界」と題し、緑いっぱいの山の上を羽根の付いたハートが飛んでいく様子を色彩豊かに表現した。

 佐藤会長は「2回、3回と続けて施設同士の交流も深め、いいところを学び合う契機にしていきたい」と話した。

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