五段大会で3連覇を果たした麻上能寿さん=佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部

第40期佐賀県アマ囲碁最強者戦(佐賀新聞社主催)の五段大会が3日、佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部で開かれた。決勝は麻上能寿さん(54)=武雄市=が中押しで、早稲田佐賀高校1年の別府拓朗さん(15)=唐津市=に勝ち、3連覇を果たした。

 大会には県内の15~83歳までの44人が参加し、棋力を競った。決勝は握って別府さんの先番。お互い星と小目の組み合わせでスタート。黒の別府さんが右上から模様を張り、白の麻上さんは左辺を囲う展開で進行。黒がカタツキで白地を制限すると、白も上辺をカタツキのお返し。

 中盤にかけ、黒が中央志向で白を封鎖しようとしたが、やや無理気味で左辺の黒が薄くなった。白が眼を奪いに来たのに対し黒はシノギに失敗。形勢が一気に傾いた。黒は中央の模様を広げながら粘ったが、左辺の損害が大きく164手で白の中押し勝ちとなった。

 麻上さんは「紙一重の局面もあったが、なんとか勝ち抜けた」と3連覇の喜びを語った。今大会準々決勝で、盤面に三つのコウができる、極めて珍しい「三コウ」無勝負による再対局があった。

 上位7人は、来年2月4日の優勝大会へ出場する。パラマス戦では久保和彦さんたち4人が優勝大会進出を決めた。

 成績は次の通り(敬称略)

 ▽1回戦

 渡部芳久(佐賀市)横尾紋太郎(同)梅崎秀之(同)小池英志(同)北原忠則(同)別府拓朗(唐津市)古川恭正(同)田中祐二(神埼市)大井信夫(同)西山徳(多久市)酒井英一(みやき町)安東良寛(筑紫野市)

 ▽2回戦

 古賀健一郎(佐賀市)古野博義(同)野田清(武雄市)山口昌男(同)麻上能寿(同)古賀伸也(鳥栖市)藤村勇斗(同)樋口光典(小城市)臼井一郎(同)別府拓朗、酒井英一、渡部芳久、梅崎秀之、安東良寛、大井信夫、古川恭正

 ▽3回戦

 酒井英一、古野博義、藤村勇斗、古賀健一郎、別府拓朗、山口昌男、大井信夫、麻上能寿

 ▽準々決勝

藤村 勇斗 時間切 大井 信夫

別府 拓朗 中押し 酒井 英一

麻上 能寿 中押し 山口 昌男

古賀健一郎 中押し 古野 博義

 ▽準決勝

別府 拓朗 4目半 藤村 勇斗

麻上 能寿 中押し 古賀健一郎

 ▽決勝

麻上 能寿 中押し 別府 拓朗

 ▽3、4位決定戦

藤村 勇斗 5目半 古賀健一郎

 ▽5、6位決定戦

酒井 英一 不戦勝 山口 昌男

 ▽7、8位決定戦

大井 信夫 不戦勝 古野 博義

 ▽パラマス戦

中川 哲也 中押し 田中 正幸

三段(4)     四段(1)

永渕 広明 半目  古賀 基喜

三段(3)     四段(2)

久保 和彦 11目半 長澤 宣之

四段(3)     三段(2)

後藤 莞爾 半目  樋口 駿

四段(4)     三段(1)

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