次々に質問の手を上げる児童ら=佐賀市大和町の川上小

 4日から始まる人権週間に合わせ、佐賀市大和町の川上小で2日、人権集会があった。同町で馬の牧場「馬ひろば」と放課後等デイサービス「こどもひろば」を営む井手直美さんが登壇した。子どもたちは動物との関わり方を通じて、他人に寄り添う心を育んだ。

 児童と保護者ら約360人が参加。5年前に牧場を始めた井手さんは、近くの特別支援学校などの子どもたちに体験してもらった乗馬が好評だったこともあり、2年前に障害のある子どもたちが馬と触れ合える施設を開いた。

 井手さんがこどもひろばの馬やヤギ、犬などをスライドに映すと、子どもたちは興味津々で見入った。井手さんは「優しくされれば優しい気持ちになる、それは人も馬も同じ。物を言わない動物の気持ちを『もし自分だったら』と考えてみるのと同じように、友達の気持ちも想像してみて」と語りかけた。

 児童からは「ごはんは1日何キロ食べますか」「馬を育てるには勉強も必要ですか」などの質問が飛んだ。井手さんは「おなかがすいては子どもに優しくできないので、たっぷり餌をあげている」「本を読んで獣医師さんに教えてもらい、知識を得ることは大事」と答えていた。

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