瀬戸健太郎記者の授業を受ける生徒ら=小城市の小城中学校

■生徒、幕末の歴史に興味

 佐賀新聞社の記者が歴史を教える出前授業が1日、小城市の小城中(槇原靖宏校長)であった。2年3組の生徒が、謎に包まれた幕末の小城出身の人物、古賀利渉(としみつ)について学び、講師役を務めた鳥栖支社の瀬戸健太郎記者に盛んに質問をした。

 県内中学校に新聞を届ける「さが維新塾」の一環として開いた。瀬戸記者は、小城の大庄屋のあるじだった古賀が尊王攘夷に傾倒したがため藩を追われ、「祇園太郎」と名乗り各藩の情報を収集した足跡を紹介し、「小城には子孫の方もいるので、会えたら話が聞けるかもしれません」と結んだ。

 古賀に関する記事を読み予習してきた生徒らは、「古賀は長崎に何をしに行ったのか」などと質問。瀬戸記者は「長崎には先進的な人もいて外国の情報も豊富だったので、古賀は情報収集に行ったのではないか」と説明した。

 新聞を読んで初めて古賀の存在を知ったという千綿海大さん(14)は「幕府より進んだ考えを持っていて、すごい。古賀についてもっと知りたいと思った」と話していた。

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