最新の不妊治療について説明する高木病院副院長の小島加代子さん=佐賀市の佐賀新聞社

 「妊活」をテーマにしたセミナーが2日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。高木病院(福岡県大川市)副院長で不妊センター長の小島加代子さんが、不妊治療の最前線について説明。体外受精や助成金の相談コーナーも設けられ、参加者は、支え合い、思いを分かち合いながら治療する大切さを改めて意識していた。

 小島さんは、19人に1人が体外受精で生まれている現状に触れ、治療は決して珍しくないと強調。胚や体に優しい技術の導入や、多胎防止の取り組みに力を入れていることなどを、動画やグラフを交えて分かりやすく説明した。同院では1991年の不妊外来開設以来、2950人の体外受精児が誕生している。小島さんは「赤ちゃんがほしいという願いをかなえるため、チーム医療でサポートします」と話した。

 不妊治療を経験した歌手monさんのトークライブもあった。monさんは「私は6回流産し、1回死産した。7人の赤ちゃんが、生まれるということが当たり前でないと教えてくれた」。夫婦での来場者に対し、「治療で女性はナイーブになる。そんな時、手を握って同じ気持ちで過ごしてくれるだけで救われる」と呼び掛けた。

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