新しい移動図書館車のリフトでブックトラックを下ろしてみせるスタッフ=鳥栖市役所

 鳥栖市の移動図書館車が来年1月から新しくなる。本を運ぶ可動式のブックトラックとリフトを備えており、天気が悪い日でも屋内でゆっくりと本を選び、読んでもらうことができるようになる。屋内サービス型の移動図書館車の導入は千葉県松戸市などに続き全国3例目。

 旧移動図書館車「とりんす号」の老朽化に伴い25年ぶりに更新する。とりんす号は車両の中に本棚が組み込まれていたので、公民館の軒先など屋外でサービスを提供してきたが、天気に左右されることもあった。

 新車両にはキャスター付きの可動式ブックトラック4台を積載でき、一台当たり本・雑誌類を200冊~300冊、合計1千冊を運べる。後部にはリフトがあり、ブックトラックを下ろして屋内へ移動させ、ロビーなどで本を手にとってもらうように変更する。

 これまで同様に本の貸し出し・返却、新規利用者登録や読みたい本のリクエストも受け付ける。

 各地区のまちづくり推進センターを約2週間に1回の割合で巡回する予定で、スケジュールを市報1月号やHPなどに掲載する。希望があれば保育園や高齢者福祉施設なども訪問したい考え。新図書館車の購入費は700万円。

 市立図書館は「サービス向上につなげたい」と話している。問い合わせは図書館、電話0942(85)3630。

このエントリーをはてなブックマークに追加