幅広い世代が食事を楽しむことができる地域交流食堂「こんね」=神埼市のかんざき清流苑

 子どもからお年寄りまで幅広い世代が楽しむことができる地域交流食堂「こんね(comne)」が、ことし6月にスタートして半年が経過した。佐賀整肢学園かんざき日の隈寮とかんざき清流苑の共同事業。担当者は「手探りでやってきた中で、交流の場になっているようですごくいい」と手応えを感じている。

 地域の高齢者への食事の提供や福祉的な支援ができないかという思いからスタートした食堂。「こんね」は「おいで」を佐賀の方言で表現したものと、communication(会話)やcommunity(共同体)を組み合わせてつけたという。

 月に1回開き、季節や気候に合わせてメニューを考えて提供している。訪れた人たちは「今日はなんやろか」「楽しみにしてきた」と笑顔を見せて食事を待っている。11月は取れたての新米と野菜がたっぷり入った豚汁などが配膳された。

 これまで半年間で約400人が食堂に足を運び、多い月には80人以上が訪れた。1食100円で食べることができ、地元のお年寄りばかりではなく子どもを連れた母親の姿も見られる。食事を済ませた人たちは「おいしかった」「この値段でこれだけ食べられたら満足」と喜ぶ。

 食事だけではなく、ゲームや福祉相談窓口を設け、幅広い世代が楽しめるように工夫を凝らしている。今後は、西九州大や神埼清明高の福祉関係の生徒たちと連携した企画も模索していて、「地域福祉に努めていきたい」(担当者)と、今後もさらなる貢献を目指していく。

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