J1初昇格を決め喜ぶ長崎イレブン=トラスタ

 サッカーJ2のV・ファーレン長崎が11月11日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアムであったホーム最終戦で讃岐に3-1で勝ち、J1初昇格を決めた。2013年のJ2参入から5年目の悲願達成。「西九州からJリーグを盛り上げよう」と、鳥栖サポーターも祝福している。

 今季J2は2月に開幕。長崎は前半戦21試合を10勝5分け6敗(勝ち点35)の4位で折り返すと、後半戦はさらに加速した。10月の第39節・熊本戦に勝ってJ1自動昇格圏の2位に浮上。讃岐戦での勝利で通算成績を23勝8分け10敗(勝ち点77)とし、ライバルの名古屋、福岡を振り切った。

 今年2月に運営会社の経営難が明らかとなり、通販大手ジャパネットホールディングス(佐世保市)の子会社として再スタート。同社を一代で築いた高田明氏が地域密着を掲げて引っ張り、チーム、サポーターが一体となって夢を実現させた。

 来季の開幕戦は鳥栖-長崎の“西九州ダービー”になると見る向きもある。隣県へのライバル登場で、リーグ戦はさらに熱くなりそうだ。

 

■V・ファーレン長崎
 地元チームを母体に、Jリーグ参戦を目標として2005年に誕生。ファーレンはオランダ語で航海を意味する。08年に日本フットボールリーグ(JFL)入りを決めた。J2に参入した13年と、15年にJ1昇格プレーオフに進出した。本拠地はトランスコスモススタジアム長崎。チームエンブレムには県鳥のオシドリが描かれている。就任5年目の高木監督は現役時代「アジアの大砲」と称された名FW。監督としては06年に横浜FCをJ1昇格に導いた。

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