九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働に反対する住民が、国の原子力規制委員会に3、4号機の審査合格の取り消しを求めた訴訟の第16回口頭弁論が1日、佐賀地裁(立川毅裁判長)であった。福島第1原発事故を機に福岡に移住した写真家が意見陳述し、原発がない日常を求めた。

 双子の乳児を連れて東京都から福岡県糸島市に移住した写真家亀山ののこさん(41)が意見陳述した。「私の願いは子どもが健やかに育っている日常を守りたいということ」と述べ、30キロ圏内に玄海原発があることへの強い懸念や、再稼働に反対する姿勢を示した。

 九電は会見で、国を相手取った原発訴訟への参加申し立てが11月28日付で認められたことを明らかにした。この日は、玄海原発2~4号機の運転差し止めを九電に求めた訴訟の第24回口頭弁論もあった。

 住民らは原発の運転差し止めを求める訴訟を起こしている「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」(石丸初美代表)に加わっている。

このエントリーをはてなブックマークに追加