新たに導入した選果システムを視察する関係者=杵島郡大町町

 JAさが杵藤地区総合選果場の落成式が11月28日、みどり地区管内の杵島郡大町町で開かれた。これまで2市1町にまたがっていた施設栽培のキュウリとトマト、キウイフルーツの計3品目の選果場を1カ所に集約することで、経費節減や販売力の強化につなげる。

 倉庫として使われていた同町の旧杵島地区みかん選果場を再編整備した。新たに選果機や一時保管用の冷蔵施設を導入し、外壁などを改修した。同日から試運転を始めており、来年2月末の工事完了を待って本格稼働する予定。中山間地の農業所得向上を支援する国の補助金(補助率2分の1以内)を活用した。

 これまでキュウリは武雄市、トマトは鹿島市、キウイフルーツは藤津郡太良町で選果を行っていたが、いずれも施設の老朽化が進んでいた。キュウリやトマトは新規就農者を中心に生産面積が増加傾向にあり、施設の拡張も課題になっていた。

 JAさがの大島信之組合長は「最新の選果設備や冷蔵施設を導入することで、消費者ニーズに対応した商品づくりと生産者の労力軽減に取り組んでいきたい」とあいさつした。

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