老松神社の“篭り焚き″=基山町小倉

 出雲大社(島根県)から帰ってくる神を迎える「篭り焚き(こもりたき)」と呼ばれる子どもの行事が11月25日、基山町小倉(第五区)の老松神社であった。

 諸国の神々が出雲大社に集う陰暦10月は、他の地は神不在となることから神無月または神去り月とも異名される。篭り焚きは、火を焚き太鼓を叩いて神を再び迎え入れる行事。「親頭(おやがしら)」と呼ばれるリーダー格の中学2年生3人、それに小学4年生以上の子ども17人が参加した。

 午後5時半ごろ、境内に掘られた直径6メートルほどの穴に、集めた材木などに火が放たれると真っ赤な炎が、境内のイチョウの枝を焦がさんばかりに舞い上がった。太鼓の音が鳴り響く中、多くの参詣者を交え、神を迎える行事はクライマックスに達した。(地域リポーター・久保山正和=基山町小倉)

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