嘉瀬小を地域の拠点にするための意見が交わされた=佐賀市の嘉瀬小学校体育館

 嘉瀬小学校が学校を開放して地域住民と交流する「どようひろば」の関係者たちによるシンポジウムがこのほど、同小学校で開かれた。「市民性育成とスクール・コミュニティ」をテーマに、15年目となる「どようひろば」の取り組みや役割について意見が交わされた。

 「どようひろば」は、地域住民や保護者らでつくるKSVN(嘉瀬小ボランティアネットワーク)による取り組みで、年6回スポーツやしめ縄づくりなどを企画している。シンポジウムは、初代コーディネーターの永渕薫さんや、KSVNの別頭道明会長ら5人が登壇した。別頭会長は「PTAが組織として参加し、公民館や地域の警察とも協力する体制ができている」と話し、永渕さんは「子どもたちへのアンケートで、どんな活動が楽しいのかや、不参加の子にも理由を尋ねるなど、子どもたちに寄り添うことが大切」と活動が続く理由を話した。

 嘉瀬小は学校の中に地域住民が集まる場をつくる「スクール・コミュニティ」を実践。毎週水曜日に、老人クラブが給食を一緒に食べて児童と交流する「スズメサロン」など、学校と地域をつなぐ活動に励む。永野篤子校長は「地域への愛着や感謝の気持ちを育てていきたい」と話した。

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