献穀米と同じさがびよりを吉牟田十郎さん(右)から受け取る山口祥義知事=佐賀県庁

 宮中祭祀「新嘗祭」で使用される米を献上した嬉野市塩田町の吉牟田十郎さん(67)が11月28日、佐賀県庁を訪れて山口祥義知事に報告した。半世紀にわたる農業の経験を振り返りながら、役割を果たした喜びを語った。

 嬉野市の谷口太一郎市長らと訪れた吉牟田さんは、農業経営のコツなどを説明しつつ、「農業の原点は田んぼにある」と強調した。献穀米と同じさがびよりを受け取った山口知事が「今後も後継者の指導をお願いします」と呼び掛けると、「もうかる農業をすれば育っていく」と力説した。

 吉牟田さんは10月26日に皇居で行われた各都道府県の代表者が米などを納める「新嘗祭献穀」で米を献上した。「無事に収穫などができてひと安心した。若い人たちが農業に関心を持つようこれからも頑張る」と話した。

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