松本茂幸市長(左から2人目)に金賞の受賞を報告した大和酒造の福岡桂社長(同3人目)ら=神埼市役所

 佐賀市大和町の大和酒造(福岡桂社長)が製造を手掛ける「神埼菱焼酎」が、福岡国税局酒類鑑評会の本格焼酎の部で金賞を初めて受賞した。福岡社長は「(菱焼酎は)9年近くかけて試行錯誤してきた結果。受賞は大変ありがたく、うれしいと同時に身が引き締まる思い」と喜んだ。

 2006年の市町村合併を契機に、「神埼市の特産品として何かできないか」と神埼ブランド創造事業として09年から和菱を使用した焼酎作りに着手した。12年からは、安定した生産を目指して、クリークだけではなく水田栽培を試験的に開始。耕作箇所も徐々に増加し、昨年度は1361キロの生菱から約400キロの製粉を生成し、本年度は約2000本の出荷を予定している。

 11月21日には、福岡社長と同酒造営業本部の三池益弘部長、神埼和菱組合の本村宣行組合長が神埼市役所を訪れ、松本茂幸市長に受賞を報告。松本市長は「心を込めて作ってもらった成果。神埼の誇りとして、長くまちの活性化につなげていきたい」と感謝した。

 福岡社長は「洗練された味にしていき、いつか大賞が取れるようにしていきたい」と話し、本村組合長は「(金賞受賞で)販売量が増えるかもしれない。とにかく安定した収穫量を整えていきたい」と意気込んだ。

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