タブレット端末に受験番号などを入力する受験生=佐賀市の佐賀大学本庄キャンパス

 佐賀大学は1日の推薦入試で、タブレット端末を使って出題や解答をする方式を実施した。トラブルはなかったといい、すぐに採点できるメリットを生かし、間違った場合は解説を読ませた上で類似問題を解かせ、「学習する力」を試した。大学入試でこの方式を採用するのは全国初という。

 大学入試センター試験を課さない「推薦入試1」のうち、理工学部5学科と農学部3学科で実施し、65人が試験に臨んだ。

 受験生にタブレット端末とタッチペンが配られ、試験官の説明に従って受験番号と生年月日を入力し、動作を確認した上で問題に向かった。数学、物理、化学、生物、英語の5科目で教科書レベルの問題が出た。

 アドミッションセンターは「基礎学力や学習力がどの程度あるか、想定以上に識別できた。異なる出題方法や難易度でもできる手応えを感じた」と話した。

 コンピューターを活用した入試は「CBT方式」と呼ばれる。佐賀大は来年度以降、英語や化学で動画や音声を用いた出題を計画している。

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