三養基郡上峰町の武広勇平町長は30日、町民が狩猟免許を取得する際に補助金を交付すると発表した。イノシシやアライグマなど有害鳥獣の被害低減が目的で、関連費用を計上した一般会計補正予算案を8日開会の定例議会に提案する。8月に狩猟免許を取得した武広町長は「有害鳥獣の捕獲隊を結成し、被害を少しでも減らすよう努力したい」と述べた。

 町内の狩猟免許所持者は4人と少なく、有害鳥獣の駆除を担っている人はいないという。一方でイノシシなどによる農作物への被害は増加傾向にあり、狩猟者の費用の一部を補助することで被害減少を目指す。

 予算は60万円。町によると、狩猟免許取得費用、県への狩猟者登録料、保険料など初期費用は、わな猟で約4万円、猟銃だと約12万円かかるという。

 補助対象は町内在住で、猟友会に所属し有害鳥獣捕獲業務に3~5年以上継続してあたることができる人。狩猟免許の取得、更新のほか、猟銃所持資格の取得費用、猟友会費などを全額補助する。猟銃や空気銃、保管庫などの購入費の一部補助も検討している。

 議会で可決されれば、来年1月の狩猟免許試験から適用する。

このエントリーをはてなブックマークに追加