プログラミングしたロボットの動きに笑顔がこぼれる生徒たち=佐賀市の致遠館高

 コンピューターのプログラムを作成するプログラミングを学ぶ致遠館高(佐賀市)の2年生が30日、学習の成果を発表した。ゲームやロボットを実際に動かし、改善点を議論しながらその場で修正を加えていった。仲間と協力して問題を解決する過程を通じ、論理的思考力を養った。

 タブレット型学習用パソコンを使い、3~4人のグループで作成したプログラムを発表した。向かってくる敵を飛び越えたり、障害物をかわしながら飛行機を飛ばすなど本格的なゲームや、音や物との接触に反応して動くロボットを披露した。

 生徒は他のグループの机を回って作品について意見を交わし、ゲームに新たな動きを加えていった。古川太陽さん(17)は「自分の思った通りにキャラクターを動かせることが新鮮だった」とプログラミングに興味を持った様子だった。

 授業内容について助言した九州工業大学の西野和典教授(62)は「問題点を分割した上で、組み立てや統合を通じて解決していくプログラミング的思考は全ての教科の基礎になり、社会でも役立つ」と講評した。

 同校は文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール」に指定されており、理数科の2年生を対象に9月からプログラミングの授業を実施した。

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