記録映画の上映では、五十数年前の運動場での全校集会の人数の多さに子どもたちから驚きの声が上がった=武雄市の武雄小

 54年前に制作された学校の映画の上映などで地域の人たちと児童が一緒に学校の歴史を振り返る「プレイバック武雄小」が28日、武雄市の武雄小であった。今はなくなった木造校舎や池などの様子に、思わず「懐かしか~」の声が上がった。

 4年生以上と約100人の地域の人たちが体育館に集まった。写真で振り返る「思い出フォトライブラリー」では50年ほど前の学校の様子が次々にスクリーンに浮かび、卒業生や当時の先生が解説を加えた。

 運動場での全校集会の写真では「1学年7~8クラスあり、全校で1800人ぐらいいた」という説明に子どもたちが驚きの声。小便小僧もいたアヒル池に子どもたちは笑い、大人から「あった。あった」の声が上がった。

 1919年卒で母校に多くの寄付を重ねたことで知られる「横田のおじさん」(故横田近一郎氏・東邦機電工業社長)が63年に制作した記録映画「武雄小学校」では、校舎や鼓笛隊や音楽や剣道の練習の様子が映し出された。一斉に逆上がりする場面や、並んで窓枠にまたがって高い窓を磨く姿に「うわぁー」と驚き、自分を見つけて喜ぶ卒業生の姿もあった。

 撮影当時5~6年生で、映画にも登場した男性(66)は「完成当時以来だから五十数年ぶりに見た。懐かしい顔と当時の様子を見て、昔に戻ることができた」と喜んでいた。

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