佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を巡り、佐賀市議会自民党市議団が、開会中の市議会定例会に「容認決議」案を提出することが29日、分かった。足踏みしている配備計画の受け入れを促進する狙い。市議団は8月議会にも提出で調整していたが、米軍機の事故や改選前を理由に見送っていた。

 自民系会派に所属する議員は計20人。定数36の過半数となり、他会派にも同調する動きがあることから、12月19日の市議会最終日に賛成多数で可決される見通し。関係者によると、自民市議団らが11月下旬に会合を持ち、容認決議を提出することを確認した。

 7月に県議会で自民が提出し、賛成多数で可決した決議をたたき台にする。安全保障上の必要性などから計画への容認姿勢を表明しつつ、反対する地元漁協への配慮も盛り込む方針。他会派からも賛同を得られるよう文案を調整する。

 自民市議団は、容認決議案を8月議会に提出する方向で調整していたものの、オーストラリアや大分空港で米軍機の事故やトラブルが相次ぎ、10月の市議会改選後が望ましいとの意見があったことから提出を先送りしていた。

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