佐賀県選挙管理委員会は30日付の公報で2016年分の政治資金収支報告書を発表した。収入総額が前年より5%(約3800万円)増え約8億1500万円、支出総額は前年より4・4%(約3600万円)減の約7億8700万円だった。収入増は3年ぶり、支出は3年連続で減少した。6団体が選挙も視野に政治資金パーティーを開いた一方、参院選以外の選挙が少なかったためとみられる。

 政党の収入総額は前年比13・2%増の約5億7千万円。最も多かったのは自民党の約3億3千万円(前年比19・6%増)で、民進党は約9400万円(同44%増)だった。両党の増額は昨年7月の参院選の影響が大きいとみられる。候補を擁立しなかった共産党(約9600万円、同5・8%減)、公明党(約3200万円、同22・9%減)、社民党(約1700万円、同4・4%減)はいずれも前年を下回った。

 政治資金パーティーは国会議員の後援会など6団体が開き、政党主催はなかった。主な団体の収入額は岩田かずちか後援会が2804万円、山下雄平後援会が792万円、福岡たかまろ後援会が371万円、山口祥義知事の資金管理団体「祥友会」が115万円。

 政党を除く政治団体の総収入は2億4610万円で、前年より10・2%(約2800万円)減った。最も多かったのは岩田かずちか後援会の3334万円で、前年の292万円から約11倍と大幅に伸びた。

 県選管に届け出ている623団体のうち、前白石町議の後援会が未提出だった。提出団体のうち57団体は3月末の期限を過ぎて提出していた。

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