左から榎本直樹福岡国税局長、織田くれはさん、佐賀西高の松尾俊実校長=佐賀市城内の佐賀西高校

 国税庁が募集した「税に関する高校生の作文」で、佐賀西高1年の織田くれはさん(16)=鹿島市=の「税を支払える幸せ」が最高賞の国税庁長官賞を受賞した。織田さんは中学3年生の頃にも税の作文で武雄税務署から表彰されていて、2年連続の受賞となった。

 

 作品の中で織田さんは、農業を営む祖父と税について話したことを振り返った。祖父は「作物が収穫できた時は税金を支払えてうれしい、支払った税金が世の中のためになることもうれしい」と話したという。そこで織田さんは「税を支払えることは災害や事故もなく仕事ができた幸せの証し」と気づきを得て、「恩恵を受けていることを見過ごし、支払わされているだけの感覚に陥ることが一番怖い」と税に感謝を表した。

 同校で29日、福岡国税局の榎本直樹局長から表彰状を贈られた織田さんは、「作文を書く機会をもらえて感謝している」と話した。

 全国1750校から21万8208点の応募があり、織田さんの作品など12点が国税庁長官賞に選ばれた。福岡国税局管内(福岡、佐賀、長崎)で受賞したのは織田さんだけだという。作品は、国税庁のホームページ「税の学習コーナー」に掲載されている。

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