佐賀県産の食材にデンプンが含まれているか実験をする児童ら=佐賀市蓮池町の小中一貫校芙蓉校

 佐賀蓮池町の小中一貫校芙蓉校で27日、6年生13人がニンジンとエタノールで作るロケットを飛ばすなど科学の実験を楽しんだ。小麦粉にイースト菌を混ぜて膨らみを競うなど、児童は科学の不思議を体験し、歓声を上げた。

 医薬の農薬の会社バイエルが、CSR(企業の社会的責任)活動の一環で2003年から全国の小学校で開いている。佐賀では初めて。小麦粉や佐賀県産の野菜など身近な材料を使って、発酵と酵素の実験を行った。

 メインの「にんじんロケット」は、ニンジンに含まれるカタラーゼとオキシドールが反応を起こして酸素が発生する実験。児童らはオキシドールとすりおろしたニンジンをフィルムケースに入れて混ぜ、逆さにしたものを洗面器に入れて急いで離れた。数秒後に発生した酸素でケースのふたが勢いよく外れ、3メートル近く飛び上がる様子に拍手が起こった。

 中西冬近さん(12)は「ニンジンを多めに入れると早く飛ぶけど高く飛ばなかった。分量の調整が難しかった」と繰り返しケースを飛ばして楽しんでいた。

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