「無所属の会」トップバッターで予算委員会の質問に立った原口一博衆院議員=東京・永田町の衆議院

 民進党籍を残しながら無所属で衆院選を勝ち抜いた議員でつくる衆院会派「無所属の会」のトップバッターとして原口一博議員(佐賀1区)が28日、予算委員会の質問に立った。自らと同じように難病を公表、克服した安倍晋三首相に難病政策をただし、「政治に欠けていること、心掛けなければならないのはぬくもりだ」と“原口節”で論戦を展開した。

 1年前、難病を公表して佐賀市内で入院治療していた原口氏。「安倍総理から頂いた励ましのメッセージを病室に貼っていた。勇気づけられた」と感謝を述べた。先月の衆院選で難病に関して中傷を受けたことを明かし、「自分で変えられないことへの差別は最もひきょうだ」と指摘した。

 安倍首相は「原口議員は自民党にとって手ごわい相手だが、難病を克服してさらに活躍していただきたいと思う」とエール。「原口さんにとっても私にとっても難病対策はライフワークだと考えている。難病患者が安心して暮らせるよう、対策強化にしっかり取り組んでいきたい」と答えた。

 難病対策では共感をみせた原口氏だが、安全保障や農業政策、加計(かけ)学園問題に関しては厳しく追及した。

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