10代の投票率20、30代上回る 佐賀市議選

 佐賀市選挙管理委員会は、10月15日に投開票した市議選の年代別投票率をまとめ、10代は39・32%だった。全体の51・77%を下回ったものの、20代、30代、90歳以上を上回った。18歳は48%、19歳は30%で、10代の中でも開きがある。高校での主権者教育が一定の成果を上げていることがうかがえる。80代以上から投票率が減少しており、高齢社会で投票行動をどう支援するかという課題も浮上している。

 市選管によると、70代が最高の69・19%で、60代が65・7%、50代が58・13%と続いた。若年層でみると、20代は29・59%、次いで低かった30代は39・25%だった。最も低かったのは90歳以上の22・28%。

 衆院選(10月22日投開票)の佐賀市投票率(在外選挙人名簿登録者除く)は56・12%で、年代別でみると、市議選同様に70代が最も高い74・57%、60代が72・68%、50代が64・61%だった。ほとんどの年代で市議選より高い投票率となったものの、90歳以上(22・04%)と10代(38・57%)は市議選の方が高かった。市議選、衆院選ともに、30代から上昇傾向となる投票率は、80代以上で減少に転じている。

 市選管は18歳と19歳で投票率に差があることについて「他県への大学進学などで住民票を移しておらず、投票しないことなどが考えられる」と分析。高齢者の投票率では、「その日の体調などで投票できないケースが考えられる」とみている。

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