川に入り網で生き物を捕まえる九州大大学院流域システム工学研究室の学生ら(下)を見守る子どもたち=嬉野市塩田町の塩田津

 地域の川にすむ生き物を調べる学習会が26日、嬉野市塩田町の重要伝統的建造物群保存地区「塩田津」であった。地域の子どもたちを含む約30人が、九州大大学院流域システム工学研究室の学生4人から、塩田津の浦田川で捕まえた生き物について教わった。

 学生が川に入って魚やエビを網で捕まえ、子どもたちは岸から応援。子どもたちは捕まえた魚を見ては「でっかい」と歓声を上げた。約1時間でカワムツやオイカワ、銀ブナ、テナガエビなど計11種の魚やエビ、貝を捕まえた。

 その後は学生がそれぞれの生き物を紹介した。「アブラボテは二枚貝の中に卵を産む」「ヨシノボリはおなかに吸盤が付いていて、流れの速い場所でも石にくっついていられる」などと特性も教え、身近な川にすむ生き物たちの秘密に子どもたちを引きつけていた。

 子どもたちは捕まえた魚の絵を描き、手作りの缶バッジも作成した。中園隆君(9)は「たくさんの生き物がいるんだなと思った。他の魚のことも知りたい」と興味津々だった。

 塩田津のにぎわい再生を目指して「塩田津町並み保存会」と九州大が取り組んでいる「”塩田津”川と町並み夢ぷらん」プロジェクトの一環。この日は同保存会などによる川港の草刈り清掃活動も実施され、約20人で川の両岸約300メートルを清掃した。

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