豊澤勇人さん

 大学祭で「いきもの」という言葉に誘われて入った部屋には、大小のクリアケースに入った蛇、サソリ、ゴキブリ、トカゲなど通常は忌み嫌われる生き物が展示されていた。そのような生き物を飼育している人たちのためのサークル「佐賀大学いきもの会」を立ち上げた部長は豊澤勇人さん(農学部応用生物科学科4年)。幼いころから昆虫がたくさんいる自然環境で育ち、家ではクワガタが繁殖され、虫取りが大好きな少年だった。

 生物の研究がしたいと大学に進学し、出合った爬虫(はちゅう)類やゴキブリに興味を持った。最初は敬遠していた蛇もかっこいいと思うようになり、部屋には数種類の生き物とその餌となる小さな昆虫やマウスも繁殖させている。大柄の外国産のゴキブリも、一夫一妻で子育てする様子がとても興味をそそられるそうだ。

 就職活動で内定はもらっているが、サラリーマン生活の後に生き物を扱う仕事をする計画も持つ。(地域リポーター・田中みゆき=佐賀市)

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