多久市は27日、温泉保養宿泊施設「タクア」の漏水対策工事の追加事業により、債務負担行為となる改修費が現在の予算内では収まらないとして、来月4日の定例議会開会後、7日に追加の補正予算案を市議会に提案すると発表した。議会側からは「チェックが必要不可欠な改修予算なのに、内容を十分に知らせず、議案質疑のある7日に提案すること自体、議会を軽視している」と反発を強めている。

 市は追加予算案提案の遅れについて「対策工事にかかる費用を精査する作業を慎重に進めている」と説明し、追加費用は明らかにしなかった。17日の漏水発覚の記者会見で市側は対策工事に1億4900万円が必要で、追加予算は約3900万円と示唆していた。

 当初、改修費の債務負担行為は約18億円で、本年度高齢者福祉施設移転費用を加えた予算は19億5085万円。9月末に終えた改修費は高齢者スペース事業費と合わせ18億1885万円で、これに漏水対策費を加えると予算に対し不足が生じるという。

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