蛍光灯の取り換えで困る女性を隣に住む夫婦が訪ねたシーン=鹿島市民会館

 鹿島市で開かれた福祉フェスタで26日、市民有志が福祉劇を熱演した。財源や介護人材が不足する高齢化社会。人口3万人を割りこんだ鹿島でこうしたテーマを読み解きながら、市民有志の「未来のかしまを守る隊」は地域の支え合い「互助」の促進を呼び掛けた。

 「隣のおばあちゃん家の電気消えてる」。夫婦が近所に住む1人暮らしの高齢女性を訪ねると、女性は蛍光灯を取り替えることができず、暗闇でご飯を食べていた。「親切にしていただきました」と女性は夫婦宅にお礼の品を持参したが、中身はくぎやろうそくだった。認知症の疑いもあると心配になった夫婦は社協に相談に-。

 こうした設定の劇で、対応した生活支援コーディネーターの八谷順子さんが、ごみ出しや買い物などさまざまなサービスを地域で担う仕組みづくりを進めている実践を報告。「高齢化の影響は孫世代に続く。助け合いのまちをつくり、残していくことが大切」と訴え、市内の事業者や団体の生活支援サービスをまとめた冊子を作成していくとして情報を募った。

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