明るい声かけ訓練に臨む三田川中の生徒たち=吉野ヶ里町の三田川中央公園

明るい声かけ訓練に臨む子ども=吉野ヶ里町の「吉野麦米」

 吉野ヶ里町社会福祉協議会が中心となって実施している「温かい声かけ訓練」が25日、吉野ヶ里町内で開かれた。認知症で困っている人が、重大な事件や事故に巻き込まれることを未然に防ぐために、参加者たちは懸命な表情で訓練に取り組んだ。

 訓練は「認知症になっても安心して暮らせる町づくり」をテーマに2010年からスタート。同年から町社協が「認知症見守り隊」の養成講座に取り組んで、これまで延べ1600人が”隊員”になっている。

 この日は約1時間半、三田川中央公園や同町役場付近など6班に分かれて訓練を実施。座り込んだ認知症役に対して「どうしましたか」「ここがどこか分かりますか」などと中学生や買い物客が訓練に参加した。

 しゃがんで目線を合わせて優しい口調で声を掛けるなどして相手に安心感を与えて最善の方法を選択していた。三田川中2年の徳島拳人さん(14)=同町=は「どういうふうに声を掛けていいか難しかった。『認知症かな』と思ったら積極的に声を掛けていきたい」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加