佐賀城下の歴史まちづくりに必要な視点について意見交換したシンポジウム=佐賀市の徴古館

 佐賀城下の歴史を生かしたまちづくりについて考える「佐賀市歴史まちづくりシンポジウム」が26日、佐賀市の徴古館であった。「歴史資産を活(い)かしたまちづくり」をテーマにした意見交換では、若い世代に関心を高めてもらう観点を持つ大切さを指摘する声が上がった。

 キーマンとして登壇した5人のうち、佐賀市柳町の古民家でモノづくりカフェ店長をする平川陽一さんと、街なかに残る水路の周遊イベントを仕掛ける川崎康弘さんは、ともに30代。「座敷席があるので子ども連れの母親を中心に女性からの人気が高くにぎわっている」(平川さん)、「クリークでカヤックなど遊び体験も取り入れ、水辺を楽しもうとマルシェを開くなどしている」(川崎さん)と日ごろの活動を紹介した。

 中高年層に歴史への関心が高い人が多い傾向があることを踏まえ、登壇者からは「若い人に感心を持ってもらうことが大事」との意見が上がり、クリークを使ったイベントなどを切り口に幅広い層に訴えかけ、活動の裾野を広げていく必要性を共有した。

 シンポジウムは「さが城下まちづくり実行委員会」と佐賀市の共催で、64人が参加した。

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