障害のある生徒への指導法などについて語った兵庫教育大の小川修史准教授=神埼市の神埼市中央公民館

 障害のある生徒への指導法を学ぶセミナーが25日、神埼市であった。教育工学を専門に研究をしている兵庫教育大の小川修史准教授が、指導者として必要な考え方や生徒のモチベーションを上げる方法などについて講演した。

 小川准教授は障害のある生徒に課題を与える際の工夫について、テレビゲームの人気作が「易しい」と「難しい」のバランスが8対2である事例を引き合いに、生徒が学ぶ楽しさを実感できる難易度に調整する大切さを説明し、「適度な課題は成長のためになるが、過度な課題は成長を阻害する」と話した。

 特別支援学校へのタブレット端末などのICT機器導入については、「最新技術を使うことが主になってはいけない。生徒がより良く学ぶ環境づくりのためのツールの一つと考えるべき」と強調した。

 セミナーは、佐賀県内の特別支援学校の教諭をメンバーに今年4月に発足した「県特別支援教育情報端末・AT利活用研究会」が主催し、県内から約60人が参加。他県の学校が考案した支援機器の展示もあった。

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