初搾りの新酒を試飲する七田謙介社長(右から2人目)ら=小城市小城町の天山酒造

 小城市小城町岩蔵の天山酒造(七田謙介社長)で24日、今月3日に仕込んだ初しぼりとなる新酒が出来上がった。七田社長は「躍動感のあるみずみずしい出来栄えとなっている」と述べ、自信を見せた。

 酒蔵であった神事では七田社長のほか杜氏(とうじ)の後藤潤さんら約10人が参加し、会社近くの天山神社の禰宜(ねぎ)によるおはらいを受けた後、早速、試飲した。

 初しぼりの原酒の材料は、65%まで精米した佐賀市富士町で生産された「日本晴」を使用。後藤杜氏は「米の風味がしっかりと出て、香りも芳醇(ほうじゅんだ)と笑みがこぼれた。

 初しぼりの酒は「天山しぼりたて」として一升瓶(1・8リットル)換算で前年同様約9500本を、12月1日に蔵出し、3日から店頭販売する。七田社長は「昔のように酔えばいいのではなく、若い女性を中心に質の高い日本酒を味わって飲むスタイルに変わりつつある。(消費者の)品質へのこだわりは年々高まっている」と話した。

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