割れた茶わんを修復した器を眺める来場者=唐津市南城内の旧大島邸

 著名人の講演や器などの作品展が楽しめる「唐津文化遺産の日」が25日、唐津市南城内の旧大島邸で開かれている。明治中期に建てられた和風邸宅で、来場者が文化の秋を満喫した。26日まで。

 金継ぎした器の展示では、福岡県の金継ぎ教室による作品約45点が並ぶ。複数に割れた茶わんは破片がきれいに接着され、亀裂は金で装飾されていた。来場者は継いだ箇所を触りながら「きれいに直るものですね」と感心していた。出展した糸島市の今林登志生さんは、「手間はかかるが、継ぐことで器に新しい表情が生まれることを知ってほしい」と話した。

 他にも、抹茶とお菓子の販売やさまざまな樹形が楽しめる盆栽家の作品展などが開かれ、会場では唐津焼などがもらえるスタンプラリーも行われている。最終日は、まちづくりや日本茶についての講演もある。

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