転読会で開眼した大般若経を持つ神原玄晃副住職=基山町の大興善寺

 基山町の大興善寺の開創1300年を記念した法要「大般若経転読会」が23日、同寺本堂であった。同寺の神原玄應住職や佐賀、福岡の天台宗寺院の僧侶ら12人が、参拝者約100人の前で、同寺では半世紀ぶりという珍しい法要を執り行った。

 1300周年に合わせて新調した大般若経600巻の開眼の行事。同寺で転読会が開かれるのは、1966年の本尊開帳の時に実施して以来という。

 転読は、経文を両手で持ちパラパラとめくることで、経文を読んだことと同じになる読経の仕方。僧侶らは600巻ある経文を1巻ずつ手に持ち、転読の動作を繰り返した。一部の僧侶は経文で参拝者の肩をたたく「お加持」も行い、参列者の健康などを祈った。

 同寺の神原玄晃副住職(51)は「久しぶりの転読会だったが、今後は新調した大般若経のご利益を届けるため、寺の大きな行事に合わせて開きたい」と話した。

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