護送車を運転していた唐津署職員が薬の副作用で居眠りし、大型トレーラーと衝突して死傷者を出した8月の事故を受け、佐賀県警は近く、薬の服用など健康状態を報告するチェック表を導入することを決めた。運転手が乗車前に記入して上司に提出し、事故の再発防止を目指す。

 24日の定例会見で明らかにした。監察課によると、チェック表の項目には薬の服用の有無や薬の名称、副作用の有無、睡眠時間、発熱の有無を盛り込むことを検討している。護送車を運転する警察官や一般職員が対象で、各署の留置管理課長らが確認する。申告内容によっては運転手を代えるなど運用方法も詰める。

 今回の事故では薬の服用の事前申告はなかった。チェック表の導入で、普段から副作用の知識を身に付ける狙いもあるという。

 引地信郎警務部長は会見で「チェック表で職員の健康状態を確実に把握し、護送車の事故防止を図っていく。早急に導入したい」と述べ、将来は警察車両全般に対象を広げていく考えも示した。

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